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ソムリエに訊く! ワイングラスの形状の秘密・持ち方、マナーなど

ワインを楽しむにあたり切り離すことのできないワイングラス。

好きな人は、ワインと共にワイングラスにもこだわりますね。

色々な形がありますが、ソムリエに訊くとそこにはワインを美味しく飲むための理由が隠されていました。



ワイングラスの種類


有名なオーストリアのグラスメーカー リーデルのカタログにはワインに相性がいいようにデザインされているグラスが100種類ほど登録されています。

【リーデルのカタログ】


当然、飲むワインによりグラスも変わってきます。


参考までに、トップ画像のグラスは以下のワインを楽しむためのグラスです。



1 シャンパン

2 ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング (軽やかな白/カジュアルな赤ワイン)

3 ボルドー、カベルネソーヴィニヨン、メルロー(ボディがしっかりしている)

4 ブルゴーニュグラス、ピノ・ノワール、シャルドネ (香りがとりやすい)


デザインが異なるため4のほうが少し大きく見えますが、3と4の口径は同じサイズになります。


そしてデザインが異なることで、ワインを傾けられる角度が変わります。


3の場合


4の場合


傾けられる角度により「舌」の出方が変わるとのこと。それにより味わいも変わるため、ワインにあわせてグラスを変えているそうです。


持ち方やマナー


ワインのことを全く知らない本当の初心者だと、その形状からついこのように持ってしまうのではないでしょうか。



しかし、これはブランデーの持ち方です。ワインの場合は温度が変わりやすくなってしまうため、このような持ち方はお勧めしません。


ワインは次のように足をもつのが基本です。




 


理由を訊くと、美しく見えるからとのこと。(このあたりにワインの歴史を感じます。)

そして、小指を少し立てて添えておくのも一つのポイント。置くときに衝撃からワイングラスを守ることができるとのことでした。


その他のワイングラスにおけるマナーも教えてくれました。


・飲み口(口のあと)をさりげなく拭う(べたべたしないように)

・注ぐときには置いておく(注ぎやすいように)

・乾杯のときに鳴らすのはクラシックにはやめたほうがいい(グラスに傷がつく恐れがある)


小さなことですが、気にする人には目についてしまうのがマナーです。このあたりはぜひ覚えておきましょう。


まとめ


今回、ワイングラスの持ち方についてご紹介しましたが、ソムリエの意見としては、最終的には自分の持ちやすいように持ち、楽しむことが一番いいのでは?とのことでした。


ちなみに、サービスを提供するお店側の人がグラスを渡す際には、お客様がワイングラスの足を持ちやすいように、底のほうをもって手渡しするとのことです。


普段何気なく受けている所作のなかにもサービスを提供する側の配慮が隠されていますね。


聞き手:株式会社セレブール ゼネラルマネージャー 三沢 雄一